2024年3月30日土曜日 参加者:岩瀬(康)単独
御座山は八ヶ岳の東、金峰山や瑞牆山の北方に坐する2,112m峰で、200名山に数えられる。
1985年の日航ジャンボ機墜落事故では、当初は御巣鷹山ではなくこの御座山周辺に墜落したと報道された。
この辺りは、先日登頂した飯盛山、天狗山から男山への稜線歩き、茂来山など、東京在住時に中央線の始発に乗って小淵沢で小海線に乗り換えて制覇したが、御座山は駅から余りにも遠く徒歩や公共交通機関を利用した日帰り山行が難しかった。
いずれも12月から3月にかけての山行で、一か月前にも思い立って登山口に向かったが、大雪の後で登山口まで車が入れず撤退となった。
今回は登山口にほとんど雪はなく、不動の滝を過ぎたあたりから残雪が現れる。
雪は締まっているが固く氷結しており、滑らない様に注意しながら進む。
天気予報では大陸から黄砂が舞うと言っていたので強風を警戒していたが、予想以上の強風!
今回利用した粟生コースで最も難関の鎖場に差し掛かるとところどころ残雪が固まって氷結しており、何とか登りきるも下りが思いやられる。
やっとのことで金沢山のコルを超え、しばらく稜線を歩くと立派な小屋が現れる。
小屋の左手の岩場を登りきると、甲斐駒、北岳から八ヶ岳、蓼科山、浅間山までの大展望が開ける。
大風に吹き飛ばされそうになろながら絶景を堪能した。
帰路は恐る恐る凍った岩場を下って何とか生還!
御座山山頂
浅間山
八ヶ岳方面
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