『山伏』

2022年4月20日　メンバー：壁谷、中瀬、福井　（記：福井）　　　　
静岡市は日本で５番目に面積が広い市です。1番広い市は、岐阜県高山市。２番目は静岡県浜松市。３番目は、栃木県日光市。４番目は北海道北見市（2015年10月1日時点）
今日は、静岡県民の森から山伏（やんぶし）山を目指します。
福井は、当初から県民の森より登山道を行く計画でした。壁谷、中瀬は車でこの先の牛首峠まで入る予定でしたが４月３０日まで通行止め。林道をひたすら猪の段まで歩くことになった……
登山をする際は、道路状況の確認が大切ですね。300名山川上岳も同じことしたな～(;^_^A）

ちょうど、林道の土砂や、落石を撤去する工事車両と同時刻の9時に登山開始。
林道を少し歩いて、壁谷さん中瀬さんと別れて井川峠へと進みます。手つかずの原生林で気持ちの良い登山道である。時々、岩だと思って近ずくと岩では無くてサルの腰掛が落ちていた。笹山までは30kmトレランコースにもなっています。

30ｋｍトレイルランニングの体力に自信のある方は、チャレンジしてください

原生林が気持ちいい

サルの腰掛①
時々、岩だと思って近ずくと岩では無くてサルの腰掛が落ちていた。

サルの腰掛②
寄生した樹木から落ちてきたと思うが、見たときは何かわからなかった。妖怪の類に見える。

笹山の山頂は三角点とテーブルがありました。井川ダムの湖も笹山から見えます。

笹山山頂で、壁谷さんと無線交信し互いの現状場所を報告しあう。牛首峠で会えそう♪だらだらと峠まで下り林道に出た、二人は先に到着していた。次は猪の段で落ち合う確認をする。
ここからの奥笹山までの登りが本日の核心部で急坂でした。林道を進むふたりも、福井のほうが先に猪の段に着くと予想していたので、遅れてきた私を心配していたと聞かされた。（林道の距離は長いが急坂でないので歩くスピードは速い。）

山頂からはあいにく富士山は見れなかったが、貸し切りの静かな山旅であり原生林の中を歩けて楽しい登山でした。腹ごしらえをして下山は、３人とも猪の段から林道を歩くと牛首峠まで来ていた工事関係者の方に挨拶して横を通りすぎる。

長い長い林道をまだ県民の森まで歩くのかと嘆いていたら、工事業者の方に乗せてあげるよと。声を掛けられ『地獄に仏とはまさにこのこと。』と、３人とも思っていた。１.５時間の短縮となり、冷たい雨に逢わなくて済んだのである。中瀬さん『日頃の行いがよかった』と云う。
　　◎通行止めと富士山は見えなかったものの、下山は車に乗車できて18時30分に帰蒲した。