2024.3.14 メンバー:榊原、岩瀬康、中瀬

遥かなる厳冬期の高原。
美ヶ原、標高2038m
歩行距離、約8km
17785歩
所要時間 3時間
前回失敗のリベンジ、
蒲郡発、4.30分、壽を拾い一路下諏訪の岩瀬マンションへ、8時着。

前回の失敗を教訓に岩瀬の四駆に乗り換える、和田峠(標高1500)千曲川。日本海側と諏訪湖から天竜川太平洋側との分水嶺、2.3日前の降雪で前回より積雪は多い。

上信越へ抜ける国道だけあって除雪は完璧、中山道和田宿から美ヶ原山本小屋へ圧雪道だが軽四駆動車は軽快に雪面を捉えて走る。山本小屋駐車場、9.30分着、

白一面の銀世界。壽は形から入る山屋数年前から用意したカンジキを念願かなって雪上登行初訓練。

岩瀬もスノーシュ装着、小生はチェンアイゼン、いざ白銀の世界。

美ヶ原高原は東西5km日本一の標高2000の高原台地、アルプスの見晴台去年の秋訪れた霧ヶ峰高原はビーナスラインで結ばれロケーションはほぼ同じ。


山本小屋、9.45分着。
踏み固められたトレースに沿って高原台地を登る、遮る物は無し、時折突風が容赦なく吹き抜ける。

30~40m先を行く壽、岩瀬のトレースは地吹雪でアッと言う間に消えていく、細かい氷片が頬に吹きつける、毛糸の手袋で寒気が指先にジンジン伝わってくる。久し振りに味わう3000mの厳冬期の稜線、ゴーグル、目出帽の世界だ。
王ヶ鼻は高原台地が松本盆地に一気に切落ち地吹雪は容赦なく吹き付ける。
先行の姿は地吹雪と共に俺の視界から消えた。トレースを踏み外すと膝下までズボッとはまる。マイッタ。

穴から脱出するのに体力消耗。なんだかんだと言いながら王ヶ頭ホテル、山頂、2034m登頂。

11.30分、ホテルの風避けで昼食、東の方面上信越の山、身延山からより遥かに近い、根子岳、四阿山、浅間山は手に取る位置、霧ヶ峰、富士山、八ヶ岳連峰、等等。
歌の文句じやないけれど、槍や穂高は隠れて見えぬ、見えぬ所が槍穂高。

西と南方面は霞んで雲が多い。下山開始、バケツを踏み固めてトレースを確保と壽に訓辞、『はい、』返事はいい。

王ヶ鼻は相変わらず吹雪いている、バケツを踏み外しながら7転8倒しながら、美しの塔、年甲斐もなく鐘を鳴らす。13.00山本小屋着。
壽のカンジキ、雪山初デビュー、楽しかったなーと。
昔を彷彿させた山行であった。年甲斐も無く爺さんは無茶苦茶楽しかった。
帰りは下諏訪で、ざる蕎麦、揚げたてのきのこ野菜の天ぷら食べ放題、280円の温泉風呂、ここの所この方面の山行が多い、また、わらじをはくか。19:30分に蒲郡着。

カテゴリー: 日帰り

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