2023.6.18 登山教室の2回目は、小谷山。戦国時代に織田信長の妹。お市の方が浅井長政のところへ嫁いだ浅井氏の居城跡地をめぐる山行です。
追手道側の登山口から登山スタート。番所跡⇒本丸⇒京極丸⇒山王丸⇒大嶽城跡(山頂)⇒福寿丸⇒山崎丸⇒清水神社へ下山するコースで歩きました。
小谷山全体が要塞である。梅雨のまっただ中、雨が降らなくて今日の教室が開催できたのは、参加者の日頃の行いが良かった賜物!?今年は落城450年の節目である小谷城である。下記にお市の方の子ども3姉妹について記す。
【織田信長と結んで信長の妹お市の方を正室に迎え、近江一国を支配する戦国大名に成長していた。
しかし、元亀元年(1570)信長が朝倉氏を攻めると信長と対立、天正元年(1573)小谷城で敗れて自刃し、浅井氏は滅亡することになる。
浅井氏のその後
浅井氏のすごさは、戦国大名として滅んだ後の一族の広がりである。
ドラマにも登場した長政とお市の方の間に生まれた長女茶々は、のちに豊臣秀吉の側室淀君となる。
また、三女江(ごう、崇源院)は2代将軍徳川秀忠に嫁ぎ、3代将軍家光の生母となった他、娘の和子は後水尾天皇に入内して第109代明正天皇を産んでいる。つまり、将軍の母にして天皇の祖母という類まれな地位についた。】
前方の虎御前山に織田信長と羽柴秀吉が布陣した。
浅井長政最期の地
説明板 (当時の建物は推理して書かれている) 至る所にあります。
羽柴秀吉は、小谷城攻めの功績を認められ、南近江支配を織田信長より命じられる。
重機の無い時代に人の手で積み上げた石垣
山王丸は、小谷城最大の石垣が残る
ふりがなが無いと読めない・・・
ササユリが咲いていました。
小谷山山頂に大嶽城がありました。
方位磁石の南側に【三角点】と刻まれています。向きが決まって石柱は埋められています。
494.5m 小谷山
腹ごしらえを済ませ山頂にて集合写真。清水神社へむけて下山します。
ササユリ
標高こそ低い山ですが、琵琶湖に浮かぶ竹生島や伊吹山を眺めながら楽しめるし、城跡巡りができて面白い山でした。
小谷山麓。城下町に思いを馳せる。
下山後、駐車場の前にある兜前で集合写真。お疲れ様でした。
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