2022年5月3日〜5月5日 メンバー:神田

GWを利用して愛媛県の山に行ってみました。2日目に訪れた皿ヶ嶺は以前から行きたかった場所で、お花の種類も多いこの時期が狙い目。前後の2座はオマケ的なプランでしたが、3座共に素晴らしい山でした。この様子では愛媛県の山は何処登っても楽しそう。

5月3日〈石鎚山〉 石鎚といえばやっぱり鎖場!ということで成就社から。GW真っ只中、大混雑は覚悟の上だが、ささやかな抵抗としてロープーウェイには乗らず西之川からのピストンとした。ロープーウェイや土小屋ルートの混雑に反し、他のコースは人が少なく気持ち良く歩けそう。機会があれば堂ヶ森や瓶ヶ森にも行ってみたい。

西之川登山口
植林が延々と続く。これが結構キツイ。
ロープーウェイからの道に合流して成就社に到着。ロープーウェイから降りたばかりのフレッシュな人に混じって一人だけ汗だくくたくた。
境内の森はブナなどの素晴らしい原生林
試しの鎖。岩が逆層気味な上、濡れていて滑る。
一の鎖。

長い三の鎖。手前の二の鎖からは土小屋からの登山者も加わり更に渋滞。
三の鎖を登り切って弥山頂上。座る場所も無いのでそのまま先に見える天狗岳へ向かう。但しこちらも渋滞及びすれ違い待ちで、本来なら20分そこそこで往復できるところに1時間以上費やした。
天狗から弥山を望む。溢れんばかりの人出。

帰りは迂回路で。昨晩降った雪が所々残っている。頂上直下にはツララもあった。

試しの鎖の迂回路。アケボノツツジやオオカメノキが咲いている。
同じルート下山の理由は成就社で山菜蕎麦を食べたかったから。蕨や筍の他に木耳、イタドリが珍しい。
西之川の廃集落の中を通って下山。

              

5/4〈皿ヶ嶺〉早朝に行っても花が開いていないので10時頃スタート。特に下部は花の種類が多く殆ど進めず。地図のコースタイムによると2時間程度のところに5時間半を費やした。とにかく花の種類が多く天国みたいな所。

風穴から入山。なぜか穴の中や縁で青いケシを栽培しているが、まだ花の時期ではない。
ブナ林の中、道の両側にはいろんな野草がいっぱい。
この部分にはヤマブキソウ、イチリンソウ、ハシリドコロ、ヤマアイ等
ヤマシャクヤク
シコクカッコソウ
ヤマナシが咲く頂上
湧水もある龍神平
駐車場のコンロンソウの群落。

5/5〈東赤石山〉二百名山。花の百名山でもある。この山を選んだ後にその事に気が付いた。GW頃には稜線がアケボノツツジでピンクに染まるというが、今年はもう少し後のようだ。或いは裏年でもあるのかも。

新緑の中のヤマツツジ
分岐直前のヤマシャクヤク。ドンピシャの見頃。
分岐着。今回は右から登って左から下りた。右側コースは随分上までヒノキの植林。
ずっと渓流沿いを登る
美しい沢
上部は赤色のカンラン岩地帯。ヒノキの植林地が終わって芽出しの落葉樹林になったら日が当たって暑い。
東赤石山。奥の方に一昨日登った石鎚山が見える。
少し先の三角点
少し戻って岩場を八巻山へ
背後に瀬戸内海。少々霞がかかっているのが残念。
岩場を降りる
キバナノコマノツメ。GWに見られるとは思っていなかった。
廃業した赤石山荘
山荘の標高がアケボノツツジ満開の位置
下山路も沢沿い
木橋を幾つも渡る
分岐のヤマシャクヤク。朝より更に開いていた。
整備中の駐車場。6時半には満車。
駐車場の奥の筏津二番坑。住友別子銅山の坑口の一つ。周辺には数多くの遺構や資料館があるのでまわってみるのも面白いだろう。

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